「北辰」の活動紹介

全国募集の学校PR動画用に取材が入ったので、総合的な探究の時間「北辰」の活動を撮影してもらいました。
この日は２年生が活動中。「イベント企画班」「空家リフォーム班」「キャンプ班」「魅力発信班」の４班で活動をしていきます。今回は、「空家リフォーム班」と「キャンプ班」の様子を紹介したいと思います。

空家リフォーム班

「空家リフォーム班」は、実際に空家の様子を見学に行きました。鬼北町役場の方に案内されて行ったのは、学校から徒歩で３分ほどの場所。結構広いスペースで、入口もガラス窓が並び、外からも室内が見えるような作りになっています。
役場の方に話を聞くと、以前は自転車屋さんだったようで、店内に自転車を並べていたようです。
生徒たちは、広さを測ったり、壁の様子を確認したりして、自分たちがイメージしているリフォーム後の空間をあてはめているようでした。
この部屋の一角で、生産食品科の生徒が作った農作物や加工品を販売できないか、と考えているそうです。

キャンプ班

キャンプ班は、実際にテント設営をしてプチキャンプを体験したようです。ほとんどの生徒が実際のキャンプをしたことはなく、テントを張るのも初めてです。
先生の指示を受けながら張っていくのですが、ペグの打ち方やその角度、ロープを張る方向やその張り具合など、想像以上にたいへんな作業だったようです。
テント張りの他にも、火おこしや、屋外でのバーベキューの準備など、実際のキャンプではやることがたくさんあります。班で役割を分担して、スムーズに事が進むように頑張ってほいものです。
キャンプを通してその楽しさや、鬼北町の自然の美しさをアピールできればいいですね。欲を言えば、自分たちだけではなく、地域の小学生や中学生も巻き込めると最高です！

魅来を描くための経験

今回の活動を通して、頭の中だけで想像していた活動に、現実味が加わったのではないでしょうか。さて、この後はどのような計画を立てて、どのような活動が進んでいくのでしょう。楽しみですね。
自分たちの活動をやり遂げた時に得られる達成感や充実感、獲得するであろう人間力（考える力、協働する力、コミュニケーション力）の経験値は、決して小さくないはずです。
「北辰」は、自分自身の魅来を描くためにも、一回り成長した自分に出会うためにも大切な活動だと思っています。思い切り楽しんで、いい経験をたくさんしましょう。